宗教の話題を乗り越える

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    イギリスの公園や街中のベンチには故人を偲ぶ記念碑的なものとして寄付で設置されているものが多くあります。故人の名と生年月日、命日を記すプレート、故人へのメッセージが入っているので、なんとなく見て若くして亡くなっていたりすると、せつない思いにかられます。以前に、前の大家さんとお散歩しながらそんな話をしている中で、自分が死んでもお墓には入りたくないなぁ〜なんて、「千の風になって」ばりの話になり、宗教の話になりました。さすがはたくさんの日本人学生を受け入れて来た大家さんは神道もご存知で、そのときに大家さんに言われたのが「神がたくさんいるっていうのは分かるけど、石にまで神が宿るってのは理解できない」と言われまして、返答に困りました。そもそも仏教と神道の違いは寺と神社位の認識しか持たずにいたので、うーん、分かりません。

    ということで、外国に出るからには仏教、神道、分かっていないとなぁということで、日本に帰ったときに、井沢元彦氏の「仏教、神道、儒教 集中講座」で、少々勉強しました。聞いた事はあるけど、全く意味を分からずにいた宗教用語の説明からしっかりしてくれていて、目から鱗でなるほど〜と思うことが多く、勉強になりました。そして、そのほとんどを既に忘れました。でも、宗教の話になったときにただ黙ってるという事態だけは避けられるようになりました。

    ということで、バングラディッシュのご夫妻とラマダーンの話をしているときの話です。その流れから、ご主人に「仏教徒でしょ?何か食事に制限はあるの?」と聞かれましたので、「ないよ」と一言返したところ、「仏教は殺生を認めてないのに?知らないの?」と、君はそんなことも知らんのかね的な雰囲気で聞かれまして…。心の中で「え!殺生だめなの?知らなかった!」と思いつつ、そんなことは知ってますけど的なドヤ顔をして(ここポイント)、「日本人はね仏教と神道、それぞれの考え方を混ぜていて〜うんぬん、え、神道、知らない?日本古来の〜うんぬん」と、ぼんやりとしながらも何かをとりあえず言う事で逃げきることができました。先方も「SHI, SHINTO?もちろん、知ってる、知ってる」みたいな感じの気まずい表情になり、場が収まりました。よかった!

    ちなみに、ラマダン中はタクシードライバーもお仕事を休んで夜な夜なパーティーらしく、「タクシーがつかまらない」とはバイト先のオーナーの話です。

    ということで多民族が集まるロンドンらしい宗教の話のしめはこちらの、前の大家さん作、ガーデンに置かれた人間大仏像の写真で。「若い人がファッションで仏像を庭に置くのは理解できない」と力説するだけあり、まさかの手作り。大家さんを含め、住んでいた家の通りのアラウンド古希の皆さんはかつてはクリスチャンではあったけども、思うところあり、今は無宗教、という人がほとんどです。




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